2024年4月2日に液化石油ガスの保安の確保及び適正化に関する法律(液化石油ガス法)の改正省令が公布されました。株式会社西井商店(以下、西井商店という)はこれを遵守する為に、取引の適正化・料金の透明化に向けた行動指針を公約し、引き続きお客様から選択される企業であるために取り組みます。
基本原則
１．お客様との信頼関係構築
西井商店はＬＰガスが国民生活や産業活動に不可欠な基幹エネルギーであることを十分に認識した上で自らが販売するＬＰガスの保安の確保や供給の安定とともに取引の適正化・料金の透明化を図ることでお客様との信頼関係を構築します。
２．お客様以外の関係者との信頼関係構築
西井商店は上記１．と同様に自らの従業員のほか、取引先等自らの事業に係る商流や物流に関する全ての関係者との信頼関係を構築します。
３．社会への貢献
西井商店はＬＰガスの社会経済的重要性に鑑み、自らの事業の維持・発展を図るとともにそれが社会への貢献となるように事業運営を行います。すなわち自らの事業が社会によって支えられていることでサステナブル(持続可能)な存在であり続けることを認識した上で自らも社会への貢献を念頭に活動します。
第1章 顧客との信頼関係構築
１－１ 法令の遵守
西井商店は液化石油ガス法(以下、液石法という。) に基づく登録を受けて事業を行っている存在であり、液石法に規定される事業者に対する保安・取引に係る各種規制について遵守しています。しかし、ＬＰガス業界間の商慣行が顧客である消費者の信頼を損なう場合が多々あったことから、このほど商慣行是正により取引の適正化・料金の透明化を図るため液石法において新たな規制が導入されることとなりました。西井商店はこうした背景を重く受け止め、改めて法令遵守すべきことを確認しました。特に、2024年4月に公布される液石法関係改正省令による以下の3点の規制については留意していきます。
①過大な営業行為の制限
②三部料金制の徹底
③ＬＰガス料金等の情報提供
１－２ 法令の遵守を担保する体制設備
西井商店は１－１にある法令の遵守を履行するため、経営のトップはもとより組織の構成員全員、さらには、委託等を行う協力会社等の構成員に至るまで法令遵守を認識・徹底していきます。特に、顧客である消費者と直接に接する全ての組織の構成員等に対しては法令遵守の必要性を確実に認識させます。
このため、西井商店は、法令遵守に向けた従業員向けの研修を定期的に実施するとともに、法令遵守に反する又はそのおそれのある行為がないか監察するための内部統制機能を発揮させる体制を整備します。
１－３ 法令遵守に向けた顧客との関係性構築
西井商店の法令遵守を確保するため、お客様に対して当社が法令遵守を徹底することを十分に説明するとともに、お客様からの意見等を受け入れ・吸い上げ、それに対して速やかに応答するなど消費者が自社との取引に満足するような良好な関係性構築を図っていきます。
第２章 顧客以外の関係者との信頼関係構築(基本原則２)
２－１ 事業運営の理念・ビジョンの共有
西井商店が事業運営を行う上で、お客様以外にも従業員はもとより取引先等全ての関係者に対して、当社の事業運営の理念・ビジョンを明示し共有を図り、信頼関係構築の基盤を整備します。
２－２ 法令遵守の周知
２－１における事業運営の理念・ビジョンの共有を図ったうえで、西井商店が液石法の規制の下で事業運営が可能であることを従業員はもとより、取引先等関係者の理解・認識を十分に得て、液石法等関係する法令の遵守を周知していきます。
第３章 社会への貢献(基本原則３)
３－１ 事業運営・ビジョンにおける社会貢献のコミットメント
西井商店は、ＬＰガスの販売を通じてより豊かな生活を提供して、自らの事業が社会に受け入れられることによって存立し、かつ将来に向けて存続可能であり、社会への貢献が自らの利益にもなることを認識し、事業運営・ビジョンにおいて社会貢献のコミットメントを行っていきます。
３－２ 社会貢献の具体策の策定
西井商店は３－１においての社会貢献のコミットメントを実践するべく、カーボンニュートラルへの対応や災害時の重要な役割など社会貢献に向けた具体策を策定していきます。